・　知多南部広域環境センターについて

・　事業者選定

・　建設工事だより

・　工事の進捗状況

建設候補地の再検討の経過について

　当組合の新ごみ処理施設建設予定地であった半田市クリーンセンター敷地内（最終処分場跡地）の環境影響評価調査の結果、廃棄物層保有水の一部から最終処分場に適用される廃止（排出）基準値を超えるダイオキシン類等が検出されました。
　このため、新ごみ処理施設を建設する際、地盤を掘削することにより廃棄物層保有水が地下水等へ浸出する恐れがあるため、浸出防止対策工事が必要であることがわかりました。
　この対策工事として鉛直遮水壁工事等を実施するには、多額の費用と時間が必要になります。
　この結果を受け、当組合を構成する2市3町で再度新たな建設候補地を選定し、半田市クリーンセンター敷地内の建設予定地と費用、スケジュール、リスク等の比較検討を行い、建設予定地を再度選定することとしました。
　平成24年度から平成25年度にかけて実施してきた、構成市町から選定された新たな3候補地と半田市クリーンセンターを含めた４か所の比較検討作業の結果、武豊町字一号地11番1を新たな広域ごみ処理施設建設予定地として決定しました。

→建設予定地位置図（PDF_533KB）


今後のスケジュール

年　度	事　業　予　定
平成28〜 平成29	環境影響評価調査業務（方法書の作成、現地調査、準備書・評価書の作成）、都市計画決定手続（計画段階手続）
平成28〜 平成30	ごみ処理施設整備計画等策定、DBO事業者選定手続
平成30〜 平成33	DBO事業者による実施設計業務及び施設整備工事
平成34.4〜	DBO事業者による維持管理・運営業務の開始（施設の供用開始）

これまでの事業経過

年　度	事　業　経　過
平成9	厚生労働省が全国自治体のごみ焼却炉からダイオキシン類の発生を抑制するため、各都道府県に対し「ごみ処理広域化計画」の策定を指示。
平成10	愛知県が、「愛知県ごみ焼却処理広域化計画」を策定し、県内市町村を13ブロックに区割り。その一つが知多南部地域。
平成11	愛知県の計画を受け、「知多南部地域ごみ処理広域化ブロック会議」を設立。
平成13	知多南部地域ごみ処理広域化計画を策定。
平成18	「ごみ処理基本計画」、「広域ごみ処理施設整備基本計画及びPFI導入可能性調査」を取りまとめるとともに、環境省へ「循環型社会形成推進地域計画」を提出し、国庫交付金の対象事業として承認を受ける。
平成19	広域ごみ処理施設の最終候補地を半田市クリーンセンター敷地内に決定。
平成20	建設候補地の隣接地区を対象に向けた住民説明会を開催。
平成21	愛知県知事が、「知多南部広域環境組合」設置を許可。
平成22	「知多南部広域環境組合」の発足。 　ごみ処理技術検討委員会において、ごみ焼却処理方式等を「ストーカ方式※�@＋焼却灰等を民間でリサイクル又は埋立処分」とすることを決定。 　管理者副管理者会議において、ごみ処理施設の建設・運営の事業方式を「DBO（公設民営）方式※�A」とすることを決定。 　「ごみ焼却施設整備計画等策定業務」 　「地質調査、測量調査業務」 　「環境影響評価調査業務」（方法書作成） 　「都市計画決定手続」
平成23	「環境影響評価調査業務」（現地調査） 　「都市計画決定手続」（都市計画案の作成） 　「ごみ処理施設整備・管理運営事業者選定アドバイザリー業務」
平成24〜 平成25	建設予定地選定業務等
平成26	建設予定地確保 　環境影響評価調査業務（配慮書の作成） 　都市計画決定手続（構想段階手続）
平成27	環境影響評価調査業務（方法書の作成） 　都市計画決定手続（構想段階手続） 　ごみ処理基本計画の改訂

※�@　ストーカ方式
ストーカ（火格子）の上にごみを供給し、ストーカ下より高温空気を送風し、「乾燥」「主燃焼」「後燃焼の工程により燃焼処理する方式。現在2市3町で採用している方式と同じ方式で、全国で最も実績を有している炉方式。

※�A　DBO方式
公設民営方式。公共（組合）が資金調達し、施設の設計、建設、維持管理、運営までを民間業者に包括的に委託する方式。

建設予定地に関する住民説明会について

　新しいごみ処理施設の建設予定地に関する住民説明会を行いました。

日　時	会　場	参加 人数	説明会資料	要点録
平成26年2月17日(月) 午後7時〜8時30分	武豊町民会館 (ゆめたろうプラザ)	96人	･次第(PDF_68KB) ･説明会資料(PDF_3178KB) ･組合のあらまし(PDF_7556KB)	要点録(PDF_722KB)